空き家の解体補助金は、いくら出るのか
実家を解体しようと調べはじめると、まず知りたいのは金額です。 けれど制度は自治体ごとにばらばらで、全体の相場はどこにも出ていません。 現在実施中の解体系の制度352件を集計しました。
- 50万円上限額の中央値
- 50万円(36%)いちばん多い上限額
- 50%いちばん多い補助率
もっとも典型的なのは「補助率2分の1・上限50万円」
上限額が確認できた327件のうち、 117件(35.8%)がちょうど50万円でした。補助率も50%が最多です。 100万円の解体工事に対して50万円、というのが最も多い形になります。
上限額の分布
金額の幅は2,000円から720万円まで開いています。 高額なものは事業者向けや公益施設への転用など、条件が限られた制度です。
補助率の分布
補助率が確認できたのは291件。中央値は50%です。
上限額だけでは、もらえる額は決まりません。 補助額は「工事費 × 補助率」と上限額の小さいほうです。 上限200万円でも補助率が50%なら、100万円の工事でもらえるのは50万円です。
この数字の作り方と限界
国土交通省住宅局と一般社団法人すまいづくりまちづくりセンター連合会が管理運営する「地方公共団体による空き家対策支援制度」検索サイトの登録データから、現在実施中かつ「空き家の除却」に区分される制度352件を対象にしました。
金額と補助率は各制度の概要文から機械的に抽出しています。そのため上限額は327件、補助率は291件でしか取れていません。「上限50万円(3階以上の非木造は400万円)」のように原則と例外が併記されている場合は、原則額を採用しています。実際の交付要綱と細部が異なる場合があります。
お住まいの市区町村を調べる
相場より、自分の市区町村に制度があるかどうかのほうが大切です。 346市区町村の制度を掲載しています。